イラク人独立議会を開催する国際的呼びかけ
2004年4月9日
イラクの占領は2年目に突入した。イラク人の要求は日々、明らかになっている。占領の即時停止と、米国が関与しないすべてのイラク人が参加する自由選挙である。

現在の状況では、すべてのイラク人が 占領軍の捕虜と化している。彼/彼女らは 自由に会うことも集まることもできない。自らの将来を考える権利を否定されている。
さらに、米国政府が提案している政治的暫定プロセスは、飼いならされた 政権、すなわち、米国の利益と彼らの継続的なイラク駐留を受け入れる政権の樹 立が意図されている。

我々、ここに署名する平和を求める活動家、宗教指導者、知識人、学者、著述家、ジャーナリスト、国会議員、労働組合活動家および市民は、占領のない権利、そ して自らの歴史の歩みを自ら自由に決定できる権利がイラク人にあることを主張 する。

我々は、すべてのイラク人が参加する、かつ占領軍の関与のない自由選挙の呼び かけを支持する。

我々は、2003年パリの欧州社会フォーラムおよび2004年ムンバイの世界社会フォーラム反戦会議で支持されたジャカルタ平和合意の呼びかけ、すなわち、イラク 社会のあらゆるセクタが、今後のイラク国家のかたちについて自由に討論し、 かつ提案できる、占領軍の関与がない緊急イラク人独立議会の開催呼びかけを支持する。これは新生イラクを作り上げるプロセスの始まりであり、かつ自由選挙、 民主主義および主権を目指すきわめて重要な第一歩である。

この議会はイラクにおいて開催されなければならない。しかしながら、この可能性が占領軍によって否定されるなら、準備会議がイラク国外で召集されなければならない。

我々は、我々の支援と出席を通じて、そのような会議の完全無欠性と公開性を守 るためのあらゆる努力を保証する。 我々は占領停止を要求し、かつ主権および自決権に関するイラク人の権利を支持する。

呼びかけ人

チャルマーズ・ジョンソン、デニス・クシニッチ、ハンス・スポネック、イマ ニュエル・ウォーラーステイン、ナオミ・クライン、ノーム・チョムスキー、 スーザン・ジョージ、ウォールデン・ベロー他、多数。

このアピールの賛同者
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