反対イベントの御案内ありがとうございます。

僕は父方の祖父を1944年のグァム島での戦闘で失っており、また停戦後間もないボスニアヘルツェゴビナの惨状を我が目で眺めて以来、いかに理論武装しようとも戦いが生むのはただ滅びのみ、という当たり前の事を日々実感しながら生きております。

今回の日英米などの要人の発言は人間として情けないものばかりで、おそらく彼らには武力行が生み出す物事を想像する力が欠けているとしか思えませんが、とにかく毎日歯ぎしりする思いで報道を見つめています。

戦火にさらされた経験のある人の大半はいかなる理由があろうとも破壊戦争には反対するようですし、実際の戦争を知らなくとも人の悲しみや痛み、憎しみの連鎖、あるいはこの地球の尊さを少しでも想像する力があれば、決して武力を肯定することなどできないと思います。

やはり演劇には観る人の想像力を高めてくれるものがたくさんあると思いますし、今回の集会は本当に有意義なものですね(呼び掛け人もそうそうたる方々ですし)。

由佳さんをはじめ、演劇人の方々の力がより大きなものとなる事を心よりお祈りしております。素晴らしいお知らせを本当にありがとうございました。